2009年7月11日土曜日

一日10時間から。。。

今回のように中長期の流れ動きが全部自分の予測軌跡にはまることはそんなにはないでしょう。
結果としてここ2年間(ここ1年の予測はラジオで述べているので検証できます!)
は動きをほとんど把握できたため全勝に近い成績ですが、
ほんとうは決して全部の動きを当てるのが目的で分析をしているのではありません。
ひとつの単体形が自分の得意な形にはまる時に気づければいいのです。
その時にすぐ気づけるように、どこへ行くときでも、普段’すたば’に行く時も、
休暇で京都に行くときも必ずチャートを携帯して、そういえばあそこはどうなっていたとか、
急に何か気になった時にすぐにチェックできるようにしています。旅行中は、最近特に、集中して分析を
進めているということが多いというか、逆にそういう時間を得るために行っていることが多いですね。
普段の一日の分析時間は10時間以上で、もっと時間がとれる時はその日にいけるところまで分析を進めます。
それもドル円だけに集中しています、それはなぜかというと、いろいろなものを見ても’虻蜂取らず’に
なると経験から学んだからで、ひとつのものを様々な角度から検証、分析することがとても大事だと
考えています。
例えば私的には、すしとうなぎとなべの3つ全部できますという店にはあまり行きたくないです、
集中が分散されてどれもすばらしくおいしいというわけにはいかないと思うからです。
ひとつのものを長年にわたって研究研鑽し、最高のものを追及する店にいきたいと思うのです。
そういう姿勢は、扱っているものに自ずと現れると考えます。
もうひとつ例をあげれば、イギリスのジョン・スメドレーというニット専門の老舗店があるのですが、
この間長年の望みがかなって(ずっとチェックしてました)、実際に着てみることができたのですが、
その海島綿(シーアイランドコットン)の着心地のよさといったらありませんでした。
私のお手本の一例です。
今後もこの姿勢は変わらないと思っています。
深めるとより面白さが見えてきて、もっと追求したいと思うのです。


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