2009年7月25日土曜日

やみくも

あたっている時でもそのまんまディールしているわけではない。なぜなら、予測は予測であって、常に予測軌跡をはずれて動くリスクがあるものだからだ。いつも怖いと思いながらやっているし、様子を見る工夫は欠かせない。

たとえば、ターゲットへきても勢いが弱まるまでは待って反転の兆しがでてからポジションをとるとか(オーバーシュートや、本ブレークに対応)、買おうと思っていても時間足で買われすぎになっている場合は見合わせて機会を待つとか(ありうべき調整をさける)、レジスタンスがサポートに転換してから買うとか(レジスタンスやサポートのブレークよりも強い)、自分で納得したところでエントリーすることが大事。もちろん例外はありますが、それは経験から学んでいくもので、最初からそこまでできる必要はないと考えます。まずは基本。

ですから逆に言えば、個人のみなさんの中でなかなかうまくいかないなあと感じている方は、今述べた反対(買われすぎでの買いなど)をしないようにすると、失敗が少なくなるかもしれません。危険な場所ーそちらには伸びにくい状況の中ーで、わかっていても感情のままにポジションを取ることを続けると、益が出ることがあってもトータルで勝つ確率はかなり低そうです。素直に勝つ確率が高い方法を選びたいです。

いつも儲けたいと思いながらディールするのではなく、やられにくくをまず念頭に置きつつ、その上で益を追求していく姿勢が勝ちをひきよせことに繋がるかもしれません。どういう局面でも、なるべく評価損が出にくいポジションをとっていくことがディールをうまく運ぶこつというか、それができるかどうかがすべてと言えるかもしれません。  


外為どっとコム  高野由美子レポートについて 

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