2009年8月31日月曜日

「スポット円ディーラー【ショーター由美子】の巻」-2

私が就職したころは、外為はまったくの完全な男性社会だった。女性はディーラーのアシスタントなどはとんでもない、テレックスオペレーターや、テレックスの紙巻やファイル、伝票のインプットなどが主な 仕事だった。

私の母は看護士で、私は女性が働くのはあたりまえだと思っていたし、女が経済力がないと自分の生き方ができないと考えていたためこのままではだめだと思い、為替部にいるのならとにかくディーリングへいかないとだめだと判断し、ボスに仕事をさせてくれとたのんだところ、とにかくアシスタントをさせてもらえることになった。

あとでボスに言われたのだが、どうも「おもしろくない、これからは女性も手に職をつけなくちゃいけない」などとのたまったらしい。ボスは、女性にやらせて失敗したら非難されるリスクはあったと思うのだが、ユニークで大変勇気がある人で私はラッキーだったのかなと思う。私の物言いも、気迫がこもっていたのかもしれない。

帰京

今帰ってきました。ひさしぶりに親の顔を見れてよかった。いなかに帰ると、いつも疲れがどっとでるようで、今回も肩こりではない感じで、首の後ろが痛くなった。ブログも何回か更新しようとしたが、頭が働かず。昨日は陽水の誕生日で、風呂で鼻歌を歌っていた。。。

今年初めてうなぎを食べました。東京で何軒か行ってますが、どこよりも美味しいと思う。いなかにもそんな店があるのは頼もしい!

2009年8月28日金曜日

一日何ポイント式

銀行にいたころの話だが、必ず、一日何ポイントとれば一ヶ月20日としていくらもうかるから簡単だというやつがいて、実際にやってみると絶対に計算どおりにはいかないので、じきにやらなくなって静かになってしまう。

今は、1ポイント狙いの人が大勢いるらしいが、ほんとうにマネージできているのだろうか。

帰郷

今日からいなかへいくので、掃除とかしてばたばたしてます。

今日は「20世紀少年」やるみたいですね。流行っている時はねかせるのが私流で、まだ読んだことないけど。このネーミングってすごい、20世紀の少年とは違うよね。教育では蜷川の「十二夜」、これは歌舞伎座で生で見ました、いいとおもうけど。

陽水ってすんげえ

きのうはミーティングで寝不足だったので、夜陽水のことを書こうとしていたが、寝てしまう。今朝は目覚めたら頭が陽水のことでいっぱいになっている。さんぽ中も、ずっと考え続ける。

今日のさんぽでは、あまりにかわいかったのか(いぬが)、おじさんに立て続けにあいさつをされた。すごいなあ、勇気あるなあと思った。声をかけても無視されることもあるしね。返してくる人がわかるのだろうか?

2009年8月27日木曜日

チップ

池波正太郎のどの本だったか忘れたが、タクシーにのったら、たばこひとつ買える位のチップを渡すという話が載っていた。そういう余裕の部分が、経済をうまく回らせるということが書いてあって、ああなるほどなあと思ったものだ。私はタクシーは嫌いだが、必死で働いていた頃たまにのった時にはそれを実行していた。

昔は、男もローンに苦しむこともそんなになく、財布に余裕があったらしい。今はかなり厳しい時代で、そういうこともなかなかしにくいが、そんな世の中はなんともいいですねえ。

プライスなし

昔はEBSもなく、ブローカーにプライスがないということがたまに起きた。そういう時はだいたい何か起きている時なので、顧客がプライスを求めてくるのだが、プライスがあるからプライスが出るのであって、プライスが徐々にでてくるぎりぎりまで待たせて出すのだが、そのぎりぎりでどちらかにずらさないとうまくさばけないのだが、なぜか勘が鋭かったのか逆を打たれて困ったという覚えはない。

だが、一度だけまだ知識の浅いカスタマーで(だけど立場は上のほうなのでたちが悪い)普通は「今プライスが消えててさがしてます」とか客に言って時間稼ぎをしなければならないのに、客にせかされて怖かったのか、「はやくだせっ」と怒鳴ってきたことがあり、出すべきタイミングよりも早くだすことをしてしまい、さすがにこの時はカバーできなくて損がでた。

全体を理解していないまずい行為なので、後から、プライスがでない時はぎりぎりまでひっぱらないとおおやられになっちゃうんですよと言いにいったら、謝っていたが、為替では謝るようなことが起きてはいけないのだ、なぜなら大きな損につながることが多いからだ。前回のヤードの件といっしょで、スタッフのレベルが低いと大変なことになってしまう、回りが変だと気づいての声がけも大事ということだ。

金儲け。。。じゃない 

為替をお金儲けの手段と考えていらっしゃる方は少なくないと思います。私にとっての為替は、最初は自分の存在確認の手段、そして数字をあげてお給料をもらう仕事でしたが今は???何かなあ。。。?儲けるのを少なくとも第一の目的としていないことは確かだ。前にもラジオでいったことがあるが、ドル円という為替の構造を知りたくて分析をしてきたわけで、面白くてやめることができないというところかしら。いろんな方面にアンテナをはっているつもりだが、結局人生をかけてそれひとつに集中しているものと言おうか。 

ですから、やられたーとか、もうかったーとかではなく(それはただの結果)、そこに至るまでの道筋・過程がとても大事で、醍醐味なのだと思っています。机に向かって、経験と過去の値動きを手がかりに今後の未来の動きを予測する作業をしているとあっという間にときが過ぎていってしまいます。波の捉え方によって様々な見方ができるし、【簡単にはわからないところも、が、大好き!】 

その後の作業もまたいい。見方を持ったら、エントリーからターゲットへ向けての売買と、ずれへの対処など、次々と様々に判断をしていく作業もわくわくするー自分がどれだけ力をつけたかがそこで試されるということで、自分の今の位置を教えてくれる。勝った場合は考えどおりにやったからだが、なぜうまくいかなかったのか・やられたのかを調べるのも楽しいし、勉強になり、そこでまた新たな知識を得るということもある。最近はずーーっと分からなかったことが分かってきたりして、また伸び時がきているような気がしている。皆さんも決してあきらめず為替を見続けていくと急に前が開けることがあると思いますー「継続は力なり」「努力に勝る天才なし(書道の先生にもらった言葉)」です。

いつでも為替のことを考えて、相場に挑戦し、分析とディーリングの技術を高め続けていきたいなあ。

2009年8月26日水曜日

lalala...

先日久保田利伸を見かけたが、今日彼の曲が流れてやっぱすごいなと思う。 ほんものは、それがそこにあるだけで十分、それだけで成り立っている。 リンクする時もあるが、表層的な人気ーその時の気分が左右しやすく、移ろいやすいーとは関係ない。

新刊

春樹の新刊が売れていて、その影響で、「ノルウェイの森」も人気で、1000万部を突破したらしい。かなり重たい小説で個人的にはあまりもう読みたくはないが、今はそういうものが求められる時代なのかなあと思ったりする。

また新刊もまだ読んでいない、売れているものは少し間をおくようにしている。

エピソードー2(怖い系) ---。ヤード?

ある早朝、外人がじかに言えばいいのに、マイクを通して異常に小さい声で、「---」とプライスを求めてきたので、普通にナローなポイントでプライスを出したらヒットされた。それが後になって何々’本’ではなく、何々’ヤード’で10倍のアマウントだったことがわかって、あまり動いてなかったから良かったのだが、損切りとなった。朝方で、それも大きめのアマウントに対して、普通に為替の知識がある人間なら、そのアマウントに対してそんな小さなスプレッドでプライスがでるはずがないことを認識しているから、「そんないいプライスでいいですか?」とか「何本ですけど大丈夫ですか?」とか確認するはずなのだが、こいつはよほどOOなのか、それとも自分の得になるからそのままにしたのか分からないが、まったく常識に欠けるとはこういうことをいうのだ。

他人は知らない、自分のことしか考えないとこういうことになる、自分が部長のつもりで、少なくとも自分が身を置く部署全体を見て仕事をしないと足手まといになる。周りの人がどのように仕事をして部屋が成り立っているのかを理解しないとうまく仕事が回っていかない。この人といっしょに仕事をしたいと思われなくちゃ一人前とはいえないでしょう。 

外為どっとコム  高野由美子レポートについて 

http://www.gaitame.com/info/takano.html

陽水はいい

今、陽水のTVが終わって、メモをとってたのを見ていろいろ考えてます。

ラジオからは、大貫妙子、NHKFMで最終火曜日の夜だけやってるんだけど、初めて聴けた。 彼女みたいに、自分の世界をもって、ぶれずにずっとやれてるのはいいなと思う。

書くことや、書いたものが整理できずに、たまっている。

2009年8月25日火曜日

最高レベルとはどういうことか?ースポット円の場合ー

*まずはいきあたりばったりでないということ。
ー自分の見方があった上でのトレード。
*益の最小化をしていばらないこと。最大化を図る。
*カットは中途半端でない、利食いはなるべくひっぱる。
*怖がりすぎると、自己ポジションもとらず、さやぬきも速い。。。
リスク管理とリスクテークの思想の両方必要。
*どこよりも小スプレッドで、どこよりも速いプライシング。
トップを狙うなら当たり前。
逆にプライスを出していけない時は、待たせること。(両方でバランスをとる。) 自分の益を守ろうとするのではなく、銀行全体でのベストの形をイメージする。
*良くも悪くもなにかのせいにしない。
自分の思惑と逆へ行くときに、市場のせいにするのはみにくい。
*人のミスも、自分のミスも引きずらないーどんどん発散していき、次に集中!

どれも簡単なことだが、できる人はほとんどいない。逆は大勢見た。

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エピソードー1 買い?売り?

「マインっ」ー買いと言いつつ、指は下向きー売りになっている。でどっちなの???(みんなが「あいつまたやってるよー。」という顔をする。)「マインっ」だけにしとけばいいのに。。。

緊張する部署なので、本人は必死、こういうことはよく起きる。

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2009年8月24日月曜日

おもしゃぐねえ

最近やたら矢沢の記事がでているが、この前おもしろいなあと思うことがあった。

矢沢はばあちゃんにいつも「ばあちゃん、おもしろくない」といっていたというのだ。ばあちゃんの答えがすばらしいのだが、「おもしろいとこ行け」。

私の小さい頃の口癖も、「おもしゃぐねえ(おもしろくないの方言)」だった。私のほうは忙しい母に何でそんなことばかり言うのかとおこられていた。子供心に何か(何でもいいから手ごたえのあるもの)を求めていた。

’つき’をはなす

マージャンであまりに勝っていると、自分から’つき’をはなすということを聞いたことがある。

大勝から負けるときに、うまく適度に負けることができないことを防ぐ=大負けを招くことをさけるためなのではないかと思う。この感覚は分かるような気がする。調子がよくて、あまりに相場に入れ込んでいると、ふーっと大きく負けるようなめぐり合わせがある。

一度だけこれを経験した。月半ばで益が大台にのったあたりだった。自分が下がると思って大きくショートにしていた時に、うまいお客さんたちが売ってきたのだが、市場でカバーしにいっても買いがひかなかった。そういう時は普通は「おかしい買いが強い」と、ポジションを減らしたりするのだが、その時は余程自信があって、いい筋のお客さんも下げるとみているからだったのか、減らすことをしなかったら、市場が上がり出して、益を半分強減らしてしまったことがある。

あまりに益を出そうとすると、また益がでていると、最低限必要な怖い感覚が自ずとそがれるということなのかな思う。知らぬ間に微妙にバランスが崩れるのかなと思う。負ける感覚から一瞬遠のくというか、だから一瞬、いつもしているなるべく離れないところでの損切りのタイミングを逃すようなことを招いてしまい、離れ始めてから気づいても、今度は怖い感覚をグリップできずにまた離れてしまい、速い相場だとあの時のようなことが起こるということなのだろう。それ以降はあまりに入れ込むことはしないようになったような気がするし、たぶんそれで正解なのだ

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OGINO

今日はネットで調べて「オギノ」というフレンチの店にいったのだが、 すごくよかった。予約が取れない店らしいのだが、今日は夜10時スタートなら入れるということで行ってみた。ギャルソンが料理のことをよく理解していたので安心した。

前菜がすばらしかった。普通のレベルじゃない、シェフの料理に対する情熱が伝わってくるような、どうしたら素材のよさが伝わるのか考えつくされたような一皿、これはすごい(手長海老とうにとホタテのジュレがけ)。メインも野菜がたっぷりでうれしかった。デザートのグレードと値段がものすごい。人気が出ないわけがないと思った。今どきおいしいのはあたりまえだが、「つまらなくない料理」には滅多に出会えないと感じている中で、「オギノ」はひさびさにきました!!!他の料理もぜひ食べたい!

私たちがくいしんぼうだということに気づかれたのか、帰るときにシェフが出てきてあいさつをしてくれたのだが、私が「最近ちまちましたものばかりだったんですけど、今日はすばらしかった。」というようなことを言うと、ものすごいいい笑顔で!うれしそうにだが「時代に逆行してます」と言った。時代に逆行するってことは、普通は楽ではない、失敗のリスクが高いってことだと思うが、自分を貫こうとする時は往々にしてそういうことが起こるが関係ないよね、自分がこうと思った道を進むのだ。もちろん食べていかなければならないのだが、その中でまた道を探る。必ず見ていてくれる人はいるはずだし、私は本物は受け入れられると信じる。(「はずだ」ではない)。

近々、近所へひっこすそうだ、店が広くなるのだろうか?シェフの野望というよりは、多くの人に食べてもらいたい気持ちの現われのような気がする。店が大きくなると味がおちることがあるが、彼ならきっちり仕事をしてくれそうだ。 

料理そのものから、値段の付け方から、儲け主義ではない、彼の哲学を強く感じる。また彼のとびっきりの笑顔と、真剣に料理に取り組む姿がうかんでしまう。

陽水4夜

ついにきましたーーっ!NHK教育8/24-8/27、23:00-23:55 井上陽水4夜連続放送!!!矢沢と同じぐらい衝撃的だったに違いない陽水。矢沢のインタビューは衝撃を受けただけで曲をきくことはなかったが、陽水の曲は友人がカセットを貸してくれて聞いていた。自分でCDを買ったのはもう少し後になる。

「窓の外にはりんご売り~っ」て、そんなすごい歌詞今でもないのではないか。歌詞だけじゃなく、曲には絶対的なよさがあると思う。尾崎の「バース」とともに、邦楽の名盤といえると思う(どちらも星勝のアレンジ)。どちらもすごいので、おろそかには聴けない。

陽水は途中は難解な曲が多くてやや苦手、今もどんな曲を書いているのかよく知らないのだが、私的には「氷の世界」「招待状のないショー」など初期のものが好きでそれが私の中の陽水の世界となっている。音楽の世界で心から天才だと思えるのは陽水ぐらいだな。氷は74年75年と2年連続LP一位だったんだな、知らなかったすごい。

2009年8月23日日曜日

邦楽から日陰茶屋

早朝5時、ラジオから歌舞伎の演目が流れてきた。情景が見えないと、想像しようとするのか、感覚が鋭敏になる。普通に舞台を見ているのとは違って、視覚にじゃまされないから、音楽が良く聞こえて、身にしみてくる感じがなんともいい。

いぬのさんぽの前だったので、最後まで聞けなくて残念だったが、また来週もやるだろうか、絶対聞きたい。調べたら、NHKFM5:00からの「邦楽百番」という番組、レギュラーだといいんだけど。

邦楽はかなり好きだ。
葉山の日陰茶屋ではいつも流れていた。
最近はいってないが、急に行きたくなった、夏が結構いいんだよなあ。

書く

昨日寝不足ということもあるのだろうが、今日はまったく思考能力がない。

最近は何を書くか、いつも考える癖がついているようで、ずっと考えていると疲れるらしい。感覚をみずみずしく保っておかないと、いい文章はかけないと思うので、書く楽しさや、充実感を大事にして、疲れないようにしなくっちゃ。

池正の苦労を想う。

2009年8月22日土曜日

今日のセレクション

昨日はいぬのさんぽから帰ってからうまく眠れずに(尾崎っぽい)、今日はちょっと疲れ気味で、美容院では目をつぶってじっとしていました。

今は好きな歌やるかなと思って、NHKの「思い出のメロディー」つけてます。今夜は教育でスガシカオ、佐野元春の司会で。元春の歌は、あまり聴いたことがないが、声と語り口はかなり好きで、NHKFMの元春レディオショー聴いたりします。元春はこの前銀座のカフェで後ろにすわって、うれしかった。

ご質問「相場分析について」

私がなぜ今3円あたりまでの動きについていこうとしないかというと、その値幅までの利益の追求は仕事としていやになるほどやったからです。今は、パターン分析の追及に絞っており、挑戦の意味もあってあえて大きな動きを捉えようとしています。
ご質問ですが、パターン分析はチャートのパターンのみです。分析の検証の日々チェックでは、パターンから離れて、ニュートラルな見方も同時に行っています。ニュートラルに見ると、こういう見方もできるということで、それも考慮にいれながら、動きをチェックしているということです。
さて、値動きにはすべてが反映されるという考えで分析していますから(他のファクターも全部含まれている前提)、ダブらせることはしないということです。
ファンダメンタルは、経済の数字などもディレイが多いですし、経済の専門家でも今の本当の姿を捉えることは不可能なのではないかと思うので、為替のディーラーがそんなことをしても意味がないと思っています。ただで見れるニュースをチェックする程度はしていますが、経験からそれで十分と感じます。
経済指標は雇用統計と、FOMC時は振れることもありますが、ほとんど気にしません。トレンドに沿う方向なら単に正しい動きということができるし、逆ならまた軌道修正してくるはずと考えます。また株次第というひとが大勢いますが、そんなら株を研究すればいいじゃないかと思いますし、私的にはナンセンスですね。局面によって、株価を反映しているように見えることもあるしそうでないこともある、大きな株の流れもドル円のパターン分析の中に含まれ、あらわれると自分では考えています。
ポジションの傾きですが、それが私のパターン分析の基本で、同じ形ということは、ポジションの傾きが同じになっている可能性が高いという考え方です。ですから、考慮していないのではなく、チャートにあらわれているということで、それを読み取って、流れにのろうとしているということです。
これらは今までにも、どっとコム社の特設ページや、私の為替情報などで書いてきていると思ったのですが、伝わってないかもしれないですね。折に触れ、リマインドしていきたいと思います。ご質問ありがとうございました、こちらが勉強になります。

外為どっとコム  高野由美子レポートについて 

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2009年8月21日金曜日

プロップのお仕事

つづき
プロップ:(私のオフィス経験に基づく)

顧客に打たれることがなく、自分で売買したい時に参加して、収益を上げる仕事。自分で売り買いできるツールを持っている場合と、銀行の顧客と同じようにスポットに対して売買する場合がある。私の中では長めに持って大きく抜くという認識だが、周りには、日中主の人、一日単位の人、思い出すと意外に短期の人ばかりだった。多いのは、東京で売買してもしなくても、夕方から宵越しのポジションで次の日に閉じるケースかな。

今の私のような、中長期の見通しを持ってポジションをキープしていくようなやり方は非常に稀で、普通は朝来てさあ今日はどうしようかという感じで、ひとつのポジションを長く持っていることはほとんどなかった。損益もとったりとられたりになる。自分の分析といえるものをしている人も見かけなかった。私の分析を見るとみんな驚いていた。あまり儲かっている人をみかけなかったのもどうりということか。。。

金曜夕

金曜日の夕方です。ラジオをつけたらクレージーケンバンドのケンさんのDJで、「マリンタワーゴーゴー」新曲が流れていた。こんな夏の夕暮れにはぴったりだなあ。

みなさん今週ももう少しですね、いかがおすごしでしょうか。あした、あっ今日からかしら?麻布十番祭りでーす.

UES

最近帽子が大流行だが、私はずっとさがしてもこれというのが見つからずに、帽子なしですごしてきたのだが、ついこの間散歩していて、偶然入ったお店で最高に使える帽子を手に入れて、以来外出する時は必ずかぶっている。布製で前つばで、頭の部分が少しふんわりしているやつ。紺とストライプがあったが、スタッフーが白のTシャツにあわせるといいというから従ってストライプにしたが、紺もよかったな。。。スタバでももちろん、犬の散歩も紫外線対策になるし重宝している。髪型をあまり整えなくていいのもいい。

「UES」というジーンズのお店だが、ネルシャツがすごい人気とか書いてある、そういえばガーゼのシャツも置いてあって、試着はしなかったがかなりよさそうだったなあ。

TV

明日はよる、20時から「20世紀少年」、
その後は、教育で文楽「義経千本桜」、 
ちょっと見てみるかな。

スポットのお仕事

スポットとプロップの違いについてのおたよりがありましたので、ざっと書いてみました。

スポットのお仕事:
東京のスポットドル円は特殊で、他通貨に比べて顧客が集まるので、まずはその玉をうまく捌けなければだめ。客も必死でいいところを狙って売買してくるわけだから、一瞬の躊躇が大怪我につながる。あまりないが、ぼやぼやしていると、一年のロスリミットを数時間で失うこともあるので、集中力が必要だ。逆にとにかくなんとか客玉を捌いていると、ビッドとオファーのさやが残る場合があるが(客からビッドで買って、市場のオファーで売れる場合)、それでは最低のレベルと言えよう。あまりにへたでなければ、さやの分の益で見た目は益だから、わざわざ自分で大きなリスクをとってやられたくないという人がほとんど。それでは自分で益を出しているということにはならず、そのようなさやの分も最大限に活用して自己ポジションで益を最大化していくのがスポット円の仕事だと考える。為替部の収益の中心。

今はないようだが、昔はインターバンクと言って銀行同士がつないで売買していたが、そのケアが大変で、全部の銀行に返事をすることは不可能なぐらい呼ばれた。これもうたれて捌きそこねると損を出しやすいので細心の注意が要った。例10本で10ポイントやられたとしてー100万円、一日に数限りなく呼んでくる。

全部の顧客に対する相場に合ったプライシングーずらすのかそのまま出すのか、と処理(キープするのか捌くのか)の判断、インターバンクのケア、チャンスを捉えて自己ポジションをとる、すべてをトータルしたポジション本数と損益の管理、などが仕事内容。

他通貨は、基本的に客玉があまりなく、自分で考えて売買する。

2009年8月20日木曜日

一人の1.4時間

フォレックスラジオみなさん聞いてくださいましたか?最近でも、何人もの人が聞いてくださっているようで、とてもうれしいです。一回分が1時間20分ほどあるのですが、一人の方が一日にそれだけの自分の時間をそれに割いてくださるということは、大変なことだと思っています。

お金のためでなく、第一に個人のみなさんに参考にしてもらいたいと思ってどっとコム社からレポートを出すことにしたのですが、やはりどういう人が書いているというだいたいの感じがあると、レポートを見てみようかなとより思っていただけると思うので、ラジオを聴いて、こんな姿勢で、こんな分析をする人なんだとわかってもらえれば幸いです。

個人の方はセミナーが好きだということなので、画像なしのレアな私のセミナーの代替としてラジオで私の生の声を聞くことはできます。

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季節の終りに

なんか季節が終わる時は、さみしいですね、特に夏は。そういう時は、次の季節の楽しいことを想うことにします。たとえば、冬の寒い時の暖かさとかをイメージしたり、もう少し涼しくなるとまたお気に入りのジョンスメの7分袖のニットがきれるなとか。

ふくろなし

今日は7-11でプッチンプリンを買った時、すでに他で買い物をして袋をもっていたのだが、暖かいものだったので、しかたないから手で家まで持って帰った。ヘッダーにも書いてあるが、レジ袋削減ぐらいはしようっ!

2009年8月19日水曜日

「スポット円ディーラー【ショーター由美子】の巻」

朝の8時から夕方までデスクに張り付いて、損の最小化と益の最大化を目指し、だめそうならコストになるべく近いところでカット、チャンスとみれば一日中同ポジションをキープすることもあった。

利食い幅も1ポイントから数円にわたる。客玉をさばきながら、チャートを見て判断しながら、チャンス時には自己ポジションも大きくリスクをとって(通常の5-10倍程度とっていたのでしんどい)、なるべく益を追及する。思惑と逆へいった時にうまく対応するための緊張感と恐怖心を忘れては危険だから、心拍数は常時高いレベルで、リスクが大きい時はそれがさらにアップする、楽しいけれどもまさに真剣勝負の毎日だった。

危ないからと言い訳して、リスクを小さく適当にやっていれば、それほどでもなかったかもしれないが、私としては普通レベルの仕事をすることに意味はなかった。あの頃は、東京で3本の指に入るという人がいたが冗談じゃない、私はただ世界1をイメージしていた。私が自分で考えたスタイルで,私にしかできないディーリングをしていたと言える。私にとってディーリングは、小さい頃から渇望してきた自己実現がようやく果たせそうな大切なものだったので、少しの手抜きも許さなかった。

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私の通貨はこれ

いろいろな通貨に手をだす人で、うまくいった例を知らない。いくつもみたらその分1つにかける時間は減少するし、動きを集中して追っていくことはできないし、ちょっと見てアイディアが浮かんだからといってうまくいくほど相場は甘くない。本人は勝つ確率をあげようとしてーあがることを期待してそうしているのだろうが、相場に対する考えが甘いと思うし、私は逆に負ける確率が上がると考える。

私も常に他通貨の動きをチェックして、ドル円の動きがどうなりやすいかは考えるが、ドル円以外のポジションはとらないことに決めている。経験から、常に見ていない通貨は、大きくとる事があっても癖を知らないから結局トータルではたいした成績は残せないことを知っているからだ。またドル円に対する集中度が薄れて、ドル円をちゃんとやっていたらと後悔することになりかねない。

また自分の通貨が動かないからといって、他通貨に走るのも良くない。そういう時こそ、自分の通貨を研究して、力を蓄えると必ずチャンスがめぐってくる。自分の通貨を持つことはおすすめだ。


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シンバシー

最近はTVがあまりおもしろくない。今日みようかなと思うのはNHK24:45からのサラリーマンのランチ事情。新橋界隈のランチ店をしりつくす人をシンバシーというのだそうだ、知らなかった。

シトラスの香りのコーヒー?

昨日スタバで分析をしていたら、コーヒーのミニ講習があり、タンザニアのアイス珈琲とグレープフルーツのパウンドケーキのマリアージュをやっていた。

始めにコーヒーがシトラスの香りがしたのだが、気のせいと思ったら、シトラスの香りがしませんかと聞かれたので、びっくりした。私はかなりコーヒーが好きで、なしではいられないほどなのだが、そんな香りのコーヒーがあるとは今まで知らなかった。とてもおいしくて、好きになってしまいそうだ。

2009年8月18日火曜日

ディール書

さて、今朝は「99.99」を書きましたが、私は駆け出しの頃にいいディーラーはおしゃべりでないと直感してから、必要のない時はあえて寡黙にしていることを実行してきたし、ディーラーのパーティーなどでディールの話をするのは時間の無駄でばかげたことだとその頃は思っていたので(そんな暇があったら分析にあてて仕事のたしにする)、これまで「100円われを売った」のような話はほとんどだれにも話したことがありません。またあまりにも日中のディーリングが激しいということもあって、帰ってから日記をつけるような気力もなかったのでどこにも記録がありません。

今回、思わぬことに自分のブログをやることになって、読者の方からこれまでのことを交えた指南書のようなものを書いてくださいというおたよりを頂いたので、これから思い出すままに書いていこうと思っています。面白いかもしれませんので、読んでみてください。

題名は「スポットディーラー由美子の巻き」なんてどうかしら。

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機械おんち

私は携帯のメールもできないほど機械には弱いので、ブログの様々な機能がいまいちよくわかりまん。あまり物事が便利になりすぎると、逆に退化しそうな気がするので、新しいものはよほど必要を感じない限り覚えないようになっています。もし、失礼なことがありましたらお許しください。

指の間

なんと今朝いぬの散歩の後急いでコップを洗っていたら、細いグラスにスポンジと指がぎゅっと入ってしまい、指の間のやわらかいところを切ってしまう。わりと血がでたが、それほどいたくはない。ガラスじゃなかったようで、深くはいらなくて助かった。

パソコンがうちにくいので、ブログアップしにくいですががんばろう。

99.99

読者の方からのご質問を受けて、ボードディーラーの頃を思い出していたら、なぜか急に100円時を思い出した。99.99円は私が全世界で最初に売ったのだった(いぜんはEBSではなく、ボイスブローカーが主流で、「99.99買い」と人が読んだのをだれよりも先に売りにいった)。

ボスと話して、決めていた。100円ギブンした瞬間に、次のビッドがいくらかわからなかったが、とにかくでてきたやつを間髪いれずに売る用意をしていた。全世界で1番はじめに100われを売ったって、結構いい感じじゃない?見事ミッションをやり終えてボスと握手!!!

外為どっとコム  高野由美子レポートについて 

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2009年8月17日月曜日

いつも

為替は勝負なので、日々の生活の中で様々なことから勝負のヒントを得たいと思って生きています。スポーツ、音楽、芸術に携わる人からは学ぶことが多いですし、NHKの「プロフェッショナル」のような番組はできるだけみるようにしています。

イチロー、羽生棋士、玉三郎、矢沢などのインタビューなどがあるときは極力見るように心がけていて発言を書き取って、大事なところは繰り返して自分の中にインプットしたり、あとはもうすでに自分の中にある事なら、それを再確認する作業をします。

いぬ

今は事情があって、朝寝る前5時台から1時間いぬのさん歩があるので、ちょっと疲れ気味。。。でもいぬが喜ぶので、ちっともいやじゃないのは自分でもびっくり。彼の気持ちがまだまだ分からないので話しかけながら行くんだけど、だんだん信頼関係を築けているような感じはうれしい。

いまからまた散歩いってきます。

2009年8月16日日曜日

TV

今日21:00からのNHKスペシャル 「気骨の判決」も見逃せないかも。 命がけで真相に迫った実在の裁判官・吉田久の生き様を描いたドラマ。

ソプラノ森麻季さん

今日NHK教育で21:00からN響アワーがあるが、奈良からの放送で、かつ私が以前その声をきいてかなりいいなと思った森麻季さんがソプラノをやる。まあ、曲によって彼女の声のよさが際立ったりそうでなかったりするのだが、とりあえず聞いてみようと思います。

お香つづき

昨日ひさしぶりに東寺香をつけてみました。東寺を拝観しないと買えないと思っていたので、かなり減ってからはしばらくやめていたのですが、思い出してつけたら、やっぱりいい感じ。熱い夏がしーんと静まるような感覚を運んでくる。季節でお香を決めてあると、季節を強く感じられてごちそうです。

お香はいいです。何種類かそろえていますが、普段はその時の気持ちで変えます。お香は京都の松栄堂で知りました。東京にもいくつか支店があるようですが、銀座で買えます。お香は種類がたくさんあって、伽羅のような高価なものから安価なものまで様々です。

今までいろいろ試しましたが、私の定番は「二条」です、甘すぎずとても上品な香りで、かつ安いので重宝しています。高ければいいというものではなく、自分の好きなものがいいものでしょう。他には「京にしき」、「白雲」などのお線香、これはたっぷり入っていてなかなかへらないところがいいです。疲れて気分転換したいときに助けてくれます。もちろん男性にもおすすめ、いかがですか。

桝添氏のスピーチ

物事に真剣に取り組んでいる人の言葉には力がある。この前、スタバで分析をした後、買い物をしようとスーパーに足を向けたら、偶然路上で桝添さんのスピーチに出くわした。まさに、ひとことの冗談をさしはさむ間もないほどの、中身の詰まったスピーチだった。

私が聞いた部分は、主に少子化問題に対する彼の考え方と、現状を改善するためにすでに改革したことなどで、聞いていたら、涙が出てきて、自然に発せられる言葉にうなずいていたのだが、ふと周りを見回すとそんな人もみあたらず、写真をとっていたり、ああ桝添さんだと見ているような人が多かったような気がする。でもきっと、この人はすごい考えているし、やる気もあるなと感じた人もまた大勢いたのではないかと思う。

年金問題で周りでいろいろ言う人がいるが、批判するのはいつでも簡単だ。たぶん現場では様々な問題にぶち当たってなかなか改革をしてくのが難しいのは想像がつく。しかし、その中で精一杯やっている彼の姿は目に浮かんでくる。

私は、今の日本の政治には公僕の思想がかけていると感じていたから、だれがなっても同じじゃないのと選挙にも行く気にならないのだが、ひさびさにこの人になら任せたいと思わせられた。あのスピーチには、そう思わせるだけの気迫がこもっていた。決して自分を守ろうとする危機感や、自分が偉くなりたいという思惑からの言葉ではなく、これからの日本をよくしていきたいという想いが伝わってきた。政党ではなく、人物に目を向けたい。

軟式テニスー2

8/9のブログで、高校時代にテニスをどうして続けたのかわからないと書いたが、思い当たることがひと つあった。

私は小学2年生ぐらいから、母に言われるままに習い事をしていた。書道と珠算とオルガンの3つで、オルガンは週1だったが、あとの2つは週3回づつで、放課後友達と遊ぶということを知らず、忙しく走り 回っていた。オルガンは、ピアノになると先生が変わって遠くまで通わなければならなかったかで、1ク ール(1年ぐらいか)でやめていた。

書道は、厳しい先生で、小4ぐらいの時に一度無断欠席をしたら破門されてしまい、しばらくしてから母につれられてあやまりに行って再開したのだが、高校時代は遠距離通学をしながらの厳しい部活と勉強とでへろへろになりながらも、木曜日週1回でもとにかく卒業するまで続けて、最高段まで進み門下一になった。

珠算は、一級はかなりの難関だったが一気にそこまではいった。母にひとつの級をとにかく1回でパス しなければだめだと言われて、そんなものかと思ったのか、5年生で1級をとるまで全部一回でパスした。そこには、何事に対しても、次はないという厳しい姿勢で集中力をもって臨まなければならないという教え が含まれていたと思う。その後、段を練習し始めたのだが、まったく歯が立たないと感じ、中学ではテニ スに集中したかったので、自分で納得してそこまでと決めた。

この2つから、苦しさだけではなく、物事にとりくみ努力することで少しずつ上達する喜びを味わったのだが、その感覚は悪くはなかった。

そのような習い事や様々なことを通して、いったんこれをやると決めて始めたら、少なくとも何かをやったと言えるまでは途中で苦しくなっても安易にやめてはいけないということを母からたたきこまれたような気がしている。だからこそ、テニスも毎日が苦しかったのに、いったん自分でやると決めたのだからということがひっかかって最後まで続けたような気がするのだ。そういうことを続けて今に至っているわけだが、なぜかそれで損したとか失敗したとはまったく思わず、逆にそれしかなかったよな、よくがんばったなというのが今の感想だ。会社もそう、入って1年半ぐらいは、すべてがつらくて実家に帰る事を毎日毎日考えながら会社に通っていた。その時は、母はあまりの私のひどい状態を見て、いつでももどってきていいんだよと言っていたのだが、父は2年も続けられないようじゃ、なにをやってもどこでもだめだと言ってくれた。それは強く心に残っている。

テニスも会社も、やめていたら楽だったかもしれないが、続けることで得たものは身についていなかっただろうし、しょぼい人生になっていたような気がして仕方がない。どんなことでも、なにかすごいハードルを越えないと、次のレベルには到達できないようになっているらしい。苦しいと思った時点からが、ほんとうの勝負だ。そういう大事な姿勢を教えてくれた親にとても感謝している。

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2009年8月15日土曜日

寺つづき

京都・奈良に行くと、夏はお寺にはすの花が咲いています。花のなかで最も好きなのがはす。本当に美しいので、機会があったら見てみてください。あまりに花弁が多いものでなく、シンプルで、うっすらとピンクがかったのが好き、この世のものとは思えないほど。


次は先週の軟式テニスのつづきを書きます。
読んでね。

東寺ー2

東寺といえば、東寺でしか買えないお香があって、東寺香というのだが、これはかなり好き。お香はとても微妙なものなので、私がすきなのはこういうのというのには、なかなか出会えない。お寺にはそれぞれ、自分のお寺のお香があるようだ。拝観しないと買えないと思っていたら、どうやら受付で買えるらしく、今度買えると思うとうれしくなりました。

東寺-1

私は宗教はよく分からないし、多分一生無神論者だと思うのだが、それでもお寺や仏像を見るのが好きで、京都や奈良ではすでにお気に入りがいつくかできている。

キーホルダーなどもほとんど興味がないのだが、このまえ東寺へ行った時に、よくできた小さな身代わり地蔵さんを思わず買ってしまった(もちろん、困った時に身代わりになってもらおうなどと思ったわけではない)。しかしそれ以来、いつも持ち歩いてしまっている。なにか守ってもらえそうな気がするものだ。未だに身代わりの字が消えていない。

濃いものつづき

今日は「テクニカルツール」をアップして結構いい具合かなと思っていたのですが、読者の方から質問を受けましたので、思わずアップしてしまいました。

勉強になるものが続いてしまうと、しっかり吸収してもらえないと思うので、なるべく緩急をいれてタイミングを計るようにしています。ちょっと、内容の濃いものが続いてしまったので、週末ということもあり、ちょっとブレークかしら。。。

2009年8月14日金曜日

「ヘッジの意味」

パターンの予測軌跡にそった動きの中で、狙ったいったんのディップ(押し目)などで買い戻す場合は、いったんの利食いという言い方をしますが、そういった本来の利食いではなく、まだターゲットは達成していないが、波の捉え方が間違っている可能性がある場合や、パターンからはずれた兆しが見えた場合に(想定以上の反転のリスクが見えた時)、少し買い戻してリスクを減らすことを言っています。反転のリスクに対応しているわけです。

そうして様子を見ているわけですが、最初の見方が正しくて、一時的な伸び縮みにすぎなかったと判断したら、’すぐに売り戻す’用意をしている一時的な買いという意味でヘッジといっています。ですから、かなり危険だなと見て行うことで、安易にはやりません、(上買い、下売りで)コストを悪くしやすいからです。
一方、残念ながらパターンからはずれて、最終的に読みが間違っていた場合などは、そのヘッジを行っていたことで下で買えた分があるから、トータルの損切りのコストが改善されます。

ですから、パターン分析をしてあとはただターゲットと損切りを待つのではなく、その見方が正しいのかどうかを毎日「日々チェック」によって検証して、危険だなと思ったらヘッジを入れるわけです。利食い圏に入ってから、そのまま何もせずにマイナスの世界に入るのは、ばかばかしく一番気をつけていることのひとつです(からヘッジは大きな武器といえます)。


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「テクニカルツール」

テクニカルのツールはいろいろあるが、それらはあくまでも補助的に使っているにすぎず、こうなっているからこうディールするということではない。またこれだけ見ていればいいというものは、ないと言っても過言ではないだろう。また、レンジでワークするものは、大きく動く時にはあまり役に立たないということがあり、結果、小さく儲けて大きく損することになりかねないので、使い方には気をつけなければならない。伸びていく時にRSIを見て損切りができない時などは最悪だ。MACDもデッドクロスとゴールデンクロスを短期間に何度も繰り返すことがあり、そんなところで手を出してレンジで思わぬ大きな損を出すこともある。結局、読みがものをいうということになる。大枠での入り口と出口の目処を持っていれば、テクニカルツールのだましにひっかかるような無駄な売買は避けられる。

私はパターン分析をアナログでやっていますが、常にその見通しをもとにディールしている。だから、それらのテクニカルのツールをがん無視することはしばしばだ。(逆に言えば、動く時にポジションを持っているため、それまでのレンジから逸脱して、いい感じにワークしていたツールの数値にひずみがでるのは自然なことと言えよう。)たとえば、RSIですでに売られすぎでもターゲットが先ならば、普段は買戻しをすべきレベルと考えられる場所でも、無視してターゲットへ向けてキープするだけだ。そこで、買戻しをしてしまい、それよりも下で売るということも避けられる。ツール主体のディールではないからだ。

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TV

なんか最近いい番組がないなあとだれていたら、明日3番で22:41から池波正太郎の「その男」をやる。上川隆也は好きな俳優なので、もしかしたらいいかも。「その男」は読んでいる気がするが、どんな内容だったかは忘れている。見てみようかな。
NHKの「東京カワイイTV」は結構今起きていることがわかっておもしろいので見ています。もりとか、デコとか、ユニかくしとか知ってますか?明日は金曜深夜放送。
それよりも今週は全米プロゴルフがあります。

2009年8月13日木曜日

ちょっとだけー4

「ポジションマネージ」

また今回の場合には、なぜ戻しに入ったと判断しても、全部買い戻さないかというと、そこには理由があって、最小の戻しの96円を完了した後は、常に反落の可能性がでてくるため、上方向99円台を警戒しなくてはならない状況なんだけど、ショートは残しておきたいわけです。また、買い戻した後に、不安になってそれよりも下を売ってしまうことを避ける目的も含まれています。それですべてを考えた上で、ショートほったらかしではなく、一部は買い戻すという対処になりました。

もし、損益に余裕がない場合なら、このような5円程度の動きでも全部りぐっていたかもしれません。トレードプランによる売買と、損益を鑑みた上での売買と、状況によっても違ってきます。今回は余裕もあり、上下の可能性を考慮した上でどうするべきなのかを考えました。このようにして、逆から考えてポジションをマネージしています。

ちょこっとのはずだったのですが、結局1-4までいろいろ書きました。このようなことは普段はプロの世界では話されないことなので(秘密の部分)、読まれた方はラッキーだと思います。何か伝わったらうれしいです。「昨日、そこまで大事なことを書いちゃもったいない」と現役ディーラーの後輩に言われましたが、なんとか適当な予想のたぐいから離れて、まともま分析に触れてほしいとの強い思いから書いています。


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とんぼ

グッドモーニングト~キョ~!今、いぬの散歩から帰ってきました。

きのう、散歩にいったら、びっくり、なんととんぼがたくさん飛んでいた。ってことは、もしかしてもう晩夏ってこと?くすんくすん、ぜんぜん暑くなってなーーい。若干暑いのは今日あすぐらい、外にでなくっちゃ。

リクエストなど

時間の問題はあるのですが、質問やリクエストなどあれば、お寄せください。
書けることは書いていきたいと思います。

2009年8月12日水曜日

ちょっとだけー3

(続けて読むといいかも)
「あまり良くないケース」

あとこれはわりと大事なことですが、あまり良くないケースは、途中で引き続き下落のイメージとのずれを感じたのに、’戻しに入ったとしても、また次は売りで見ている’からといって、ヘッジ買いをせずに、そのままショートをもちっぱなしのケースです。

もし仮に、自分の読みどおりに100円手前で上げ止まってショートをキープできればOKですが、相場はどんな時でもブレークのリスクをはらむものなので、100円を越えてきた時に、ただのいきすぎでも怖くなったり耐えられなくなって切ってしまったりになる場合があるのです。もしキープしていても、評価損がでてしまい、それはでないほうがいいに決まっているのです。

そういうこともすべて考慮して、最後は下がると思っていても、いったん下げ止まったと判断したら、一部でも利食っておくことが大事で、それが後々ものをいうことになります。(金曜日の雇用統計時などは、そのままどんどん上がらないとは思っていても、勢いがあったのでたぶん怖かったはず。)

ちょっとだけー4 「ポジション・マネージ」 につづく。。。

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せんす

冬も実は扇子が活躍する、暖房のききすぎた電車の中でよく使っているような気がする。夏は必需品だ、電車の中は最近は冷えすぎの方が多いと思うが、ホームはかなり暑いので、ないと困る。京都へ行った時に、「宮脇売扇庵」を知ってファンになっている(銀座に小さいが支店もある)。どうしても職人の技に弱いため、少々高めだったが、もう日本に一人しかいない、白檀などの木に模様をほって扇子にしている方の作品を2本買ってしまった。もう大分たつが、悪い癖で、もったいなくてなかなか使えないでいる。選ぶのはかなり大変だ。竹や木の種類、扇面の色・模様、枠の塗りや螺鈿のあるなしなど。象牙はかなり高価。

普段使いに3本あるが、こちらはその時の気分によって使い分けている。「宝尽くし」は最初に買ったもので、もうかなり古くなってきた、「ひょうたん」は次に買ったもので、枠が漆塗りで黒に赤、すす竹に扇面は濃いシルバーグレーで渋好み、「秋の花々」は新しく、花のさまが大層気に入って買ったもの。と気分が違ってなかなかよい。また、扇面が古くなってくると、張り替えることができるのもすぐれた技、日本のエコだ

麻布十番納涼祭りっ!

今年もやってきました!8月末といえばご存知麻布十番納涼祭り!!!きったーーっ。このお祭りだけは毎年欠かさずいっている、心待ちにして日にちをチェックしているわけではないのだが、この時期になるとどこからともなく今年は何日と耳に入ってきて、あっと思い出すわけだ。昔、あのあたりに住んでいたことがあるので、とてもなつかしい。
ものすごい人気で、かなり込み合うのだが、歩けないというほどでもなく、それがまたいい。大好きな夏のしめくくりとして、毎年楽しみにしている。いつか食べた朝づみのとうもろこしのおいしさはわすれられない。

ちょっとだけー2

「悪くない」ケース
今回のように、下で拾えなかったからといって、あーあ失敗したと思っているわけではありません。93円が最小ターゲットとしても、形を見て90円台から下を見込んでいたわけだから、ある意味自分の中ではあたりの中でもはずれの部類にはいる。見込みが当たっていないのに、益がそんなに出るわけがありませんから納得ずみです。

それより逆に悪くないと思っているのです。それはなぜかというと、この場合の最悪は、戻りの場面で
自動的にうりましをしたケースです。まあ、踊場の戻りの目処として、ローから200ポイントから400ポイントを越えない程度と見ていましたから、もし93.80あたりで売りましをしていたとしても、(今回実際にヘッジ買いをした)94円台でおかしいと気付いて買戻しをしていれば、怪我は小さかったかもしれませんが、損には違いないので損しないにこしたことはありません。どうして、売りましをしなかったかといえば、やはり下落が91.75円ではとまらないと思っていても、下落の最小目処が93円ということを認識していたからということができます。

ちょっとだけ3「良くないケース」へつづく。。。

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2009年8月11日火曜日

ちょっとだけのつづき

後で、きのうの’ちょっとだけ’のつづきを書きます。
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「U-18」

FMをつけたら高校生のラジオDJだった。アンダー18才ということで、大阪の高2の彼女がしゃべっていた。普通は、なにもかもうまくいきそうな、つっかかったりしない物言いがメディアから流れてくるが、私はそれに時々違和感を感じてしまう。「なんでもかんでもそんなになめらかにいくもんじゃないよね」と思ってしまうのだ。
彼女のDJはたどたどしかったのだが、正直さとういういしさが伝わってきてなつかしくもあり、そうだよなこういう感じがしっくりくるよなと思った。
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2009年8月10日月曜日

「今日の相場は2度とない」

「この一球は絶対無二の一球なり」と同じで、今日の相場は今日しかないなどと思って、かけだしのころ
はやりはじめということもありやりたくてやりたくて、毎日朝から始めて12時すぎまでねばってトレードしていたものだ。だんだんに、長い時間やっていればいいのかというとそうではないということや、いつまでも残っているのはうまくいってないやつだってことがわかってくる。ひととおりやって渇望がいやされてからは、なるべくさっさと帰るようになった。ボードになってからは、一日が終わると肩で息をするぐらいへとへとのことが多かったので、なおさらそうなっていった。

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ちょっとだけ

本日、パターン分析更新しました。見てください。

前回の分析は(プロモーションで8月いっぱい見れるはずです、下記の【高野由美子レポートについて】をクリックしてチェックしてみてください)、特設ページで誰もが見れるようになっていたので、今日は、ここで例として、前回の読みの部分とその対処をほんの少しだけ書いてみます。今日更新の分からは、会員が見れる形になりますので、今後ブログではふれないと思います。

今回は下方向を予測し、下げ止まるケースと、下に伸びるケースの2通りのパターンを想定したが、下に伸びるケースのほうを期待して90円われあたりまで伸びたら10円ぐらいとれる・とりたいと思っていたのだが下げ止まったケースとなり、結果とりどころではなかった。91.75円からの戻しの局面では、分析の旅に出ていたし、また戻りに入る場合の特徴をつかんでいたのだが、その形がでないままに上昇に入ったため下の方では買い戻せず、94円台あたりになってから、形が悪くなったのをみてヘッジ買いをいれた状態になっています。オリジナルが98円あたりのショートのコストを今回は改善しながら長期間持っています。
次の方向は外為どっとコムの取引画面内で見れますので、ご興味がある方は、どうぞ手続きをとってご覧下さい。宜しくお願いします。

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2009年8月9日日曜日

軟式テニス

中学でテニスを始めて、別に強豪校でもないからコーチもいなかったが、結構いい選手で、周りにファンの子がいたりした。そのころはテニスが大好きだった。中学浪人してでも入る全国でも有名な花嫁道具になるといわれた高校に進学したが、軟庭は強くて有名で、勉強時間のこととか考えないまま入部した。だが一人だけ遠距離から通っていたせいで、みんなより毎日1時間は早くあがらなければならなかったこともあり、なかなか仲間にいれてもらえず、テニス自体もテニスが好きだからではなく勝つことが第一義になって、中学時代のように楽しいと思うことができなくなっていた。楽しい世界ではなく、厳しいだけの世界に感じていたから苦痛になっていた。勉強のほうも、最初は上位にいたのだが、勉強時間が少ないのだから自ずと落ちていった。

うちの高校は県では上位の常連だったから練習はかなり厳しくて、毎日練習がいやでいやで仕方がなかった。それなのに、途中ひざを痛めて休部していたのに、復帰してまでどうしてやめずに続けたのか、いまだにわからない。毎日毎日、いつまでこんなやりたくもないテニスの練習が続くのかと目の前が真っ暗な日々だった。早く3年間が終わればいいと毎日毎日思っていた。だが結果は、練習時間も少なかったのだが最悪ではなく、部員の中唯一インターハイと国体には出場し学校から表彰されたりした。しかしあの頃のことは今思い出してもつらくなるし、今でも時には夢にでてきてうなされる。

小学2年から始めた書道も(一度連絡せずに休んでしまい、破門されている。)どうにもならないタイトスケジュールの中、高3最後まで続けたし、部活で受験勉強の時間はいやおうなく削られたからそれによって自ずと進む道も違ったと思うのだが(悪い影響の方)、逆に言えばだから青短にいくことになり、そこで恩師にも出会い、チェースに就職し、いまのだんなとも出会って、為替にも出会ったというわけだ。

あの頃は決してテニスをどうしてもやりたくてではなく、ただやめるにやめられないという感じで、暗澹たる気持ちで続けていたわけだが、そのことがあとあとの自分の人生へと導いてくれたということも言える。こんなことをしていても、時間がどんどん奪われるだけだと思っていたことが、実はのちのいい結果を呼び寄せてくれたんじゃないかと思ったりもする。何が災いして、何が幸いするかわからないものだなと思う。

人生には、納得してやっていること、納得してないんだけどやってることがある(なにかがあると思っている場合と、やらざるを得ない場合)。そのどちらでも、精一杯やっていれば、それがいいことへ向かわせてくれるような気がしている。 死ぬ時に、どんな人生であっても、自分を生ききったと言えるかどうかー悔いの残る人生だけはお断りしたい。

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2009年8月8日土曜日

「エースをねらえ!」

夏休みのおすすめ漫画。

紹介せずにはいられないほどすばらしい。なんとなくだらっとしてやる気に欠けると思ったら(夏休みだ
からそれもいいけどね)、これを読んでみて。おとなもこどもも。


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PVがよけりゃいい???

レポートでもブログでもよくあれひどいよねっていうのがあるけど、今はPV至上主義だから、よくないといいながら見ている人がいるうちは、どんなに劣悪な内容のものであっても、それで意味があるとかいうわけのわからない論理になって休止にはならないので、一人一人が見ないようにしていかないといつまでも掲載されるということになってしまう。ひどいと思ったら、絶対見にいかないが鉄則。ひどいといいながら読んでいると、もっと書いてと応援していることになるのだ。

みんなでいいものをめざしていきたいよね、書き手も読み手も気をつけよう。

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2009年8月7日金曜日

「指標」

中長期のトレードするようになってから、動く指標の時は基本的にやらないようにしています、振らされ
てやられることを避けるためです。そんな時にやられたら根っこのポジションのコストを悪化させることになってばかばかしいし、勝ったとしても次はマイナスかもという不安定な益ですし、つきのようなものもあるからそういうものにあまり左右されたくはありません。じっくり自分の納得いくようにしたいです。

若い頃は、ボードディーラーで超絶短期ディールが基本でしたし、毎日が雇用統計以上の値動きをして
いましたので、指標だからいやだとかあまり言ってられなかったわけですが。やるならそのように基本デイトレの超はりつき姿勢で、フットワークを軽くしないとだめだな。エントリーしてそのままにしているとつかまる事のほうが多い気がする、指標での動きのためポジションが同方向に偏るためだろう。

相場はいつでもあるから(もちろん今日の相場は2度とないのだが)無理することはない。もちろん得意な人はどんどんやればいいわけだが、手出しをしないことを選択する手もある。指標でがちゃがちゃ動くからチャンスが多いように見えますが、動くということはそれだけリスクも増すということだし、かつ不安定さも加わって普段より危険。勝率をイメージしたい。トータルしたら疲れることは確実でも、益は不確実かも。


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「火箸風鈴」

京都で蛸長に行ったときに、風鈴がかかっていたのだが、見たこともなければ、聞いたこともない音をだしていた。とても澄んだ高い音色で、高知の方が作っているものらしい。火箸でできている。昔、その家系は甲冑を作っていたとか。心引かれた、造詣もすぐれている、家にあったらいいなあと思うけど、物を増やさないようにしているのでやめとく。

でもやっぱいいかも。。。

2009年8月6日木曜日

「鈍感さと鋭敏さ」

めちゃめちゃ鈍感さが必要な時と、鋭敏さが必要な時とがある。常に両方があって、状況によって、どっちかがまさるって事なんだと思うけど、その辺は経験から学ぶしかない。

例としては、相場観が正しいと思ったら、逆にいった時もひるまずキープするためには、ある意味の鈍感さが要求されると思う。鋭敏がまさると、とりあえずやめたくなっちゃってどたばた(上買って、下売るなど)になる危険性がある。利食いの時も、評価益が増えていく中で途中でりぐってしまわず、ターゲットまでキープしていくためには、増えつつある益も関係ないと思えるずぶとさのようなものが必要だと思う。せっかくターゲットを導き出しているのだから、それまでにかかった時間を無駄にしないためには、最後までキープしたいよね。

鋭敏さは、私がボードディーラーをしていた時に、日中に収益を重ねていく時にポジションを取る中で、だめそうな時にはできるだけエントリーに近いレートでやめて次のチャンスを探る、チャンスと見たらすぐに同レートでエントリーするなど、ものすごく集中が要求される時に必要かな。回数が想像できないくらい売買する中で、いかに損を最小に抑え、益を最大化するのかの勝負だから、全神経を集中させてる感じ。なつかしいけどね。今個人のみなさんは、これに近いことをやっている人が多いらしいが、これはかなりの習練が必要じゃないでしょうか。私的には、今は中長期のポジションだからあまりこういうのはない。鈍感さが試される時のほうが圧倒的に多い。毎日が修行です。 おわり

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「離れる」

常に大枠のリスクはどちらにあるのかを念頭におくこと。動いた時にどちらに伸びやすいかが大事。現状のように、両方向に留意しなければならない時は、振らされる危険性が高いので、売買はなるべく控えたい。私的には、大枠でリスクの高いと思う方向のポジションをキープして、あとはヘッジするかどうかのみに集中するようにしている。(現在はヘッジをいれている状態)

どうしても売買してしまって迷った時は、少し画面から離れて、集中度を高めて、どうすべきなのか、いったい自分はどうしたいのか納得できるのかを自問して、ばたばたを避けるようにしたい。レンジでばたばたして(上で買ったり下で売ったり)、コストを悪化させることほど非生産的なものはない。

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「YOU]

今日のNHK ETV50(夜8:00から)は期待してなかったけど、なかなか面白かった。糸井重里結構すきなんだよな。あのころNHKは見なかったけど、「YOU」はすごい番組だと思って見てた。

ナウいとか言ってたなあ。

30年前に若手だった人たちは、今どうしているか。
輝いてますか?!

明日はYMOで、金曜日はRC(清志郎)です。

2009年8月5日水曜日

矢沢つづき

きのう「正当な怖さを持つ」と書いたが、今日のNHK SONGSの矢沢も「怖かった、だから手を打ってきた。」と言っていた。結局そういうことだよね。怖いということは、いいイメージを与えないし弱虫ととられがちだが、決してそうではなく、よりよく生きるために、不可欠な要素なのではないか。

今日もメモとりまくり。。。まじめにやってきた人の言葉は聞き逃せない。その言葉のなかには私たちにとっての重大なヒントが含まれている。そういうものを感じ取りキャッチする感受性、貪欲さは持ち合わせていたいよね。上の人からいいものを受け継ぎ、自分なりに進化させる、それが若いものの使命。

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一言つづき

今日の一言:きのうのつづき

【ポジションをやめる時の大胆さ】(だめな時は思い切ることが大事)と、【とる時の繊細さ】(いいところでエントリーしないと、損切りの場所が近くなって苦しくなるから細心の注意を持って入ることが大事)もある。」

さあ、これから場所を変えて、パターン分析いってきまーす。

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2009年8月4日火曜日

両方必要だ

今日は分析でちょっと疲れてまーす。寝てる時も考えてるから。。。
ブログもここまで結構書いてきたから、ちょっとブレーク。

今日の一言:
「繊細さ(気の弱さではない、リスクに対する正当な恐れの意識を常に持っているって事)と大胆さ(チャンスと見た時に正当なリスクをとれる力)、両方同じぐらいのベクトルで兼ね備えていること。」
続けると訓練されて、これが身についてくる。

今日のETVはオフコースでした、いい曲やっぱ多し!レコードを大事に大事に聴いていたころが
なつかしか。真っ白な2枚組みのジャケットがまだ目に浮かぶ。。。

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2009年8月3日月曜日

永ちゃん30才

始まる前に、もう一度永ちゃんのあの映像が見れるのかと思ったら緊張して手足が冷たくなった。
ものすごい、すさまじい集中力だった。 自分なりにでも考えつくしていなければ、すべて断定形で話すことなどできはしない。 それだけでも、恐るべきこと。 考えて考えて考えている人にしか、これだけ語れはしないだろ。 おれはこうなりたい、だったらどうするのか、どうしたらなれるのかを考え実行してきた人。 超絶真剣勝負。 いいこと言ってたね、人間30年ぐらいしかやれる時はなければやるしかないだろって。

私が人生でもっとも魅了された映像と言葉。この映像は私の記憶から消えはしない。

自分で決めて、努力して、結果を出して、輝いている人は、人を惹きつけ感動させる。 自分が輝くことでしか人を幸せにはできない。

きたーーー

今日はなんと私が10代のころ衝撃を受けた永ちゃんのインタビューが再放送されます。
勘違いじゃなきゃ、たぶんあの時のやつだと思うんだけど、絶対みなくっちゃ。
今夜NHK教育20:00-20:45 「若い広場矢沢永吉からのメッセージ」

見る価値あると思います!

11時からはクロスオーバー11。。。。

2009年8月2日日曜日

【高野由美子レポート】の上手な見方、活用方法 

「日々チェックについて」
チャートのラインの引き方はかなり重要なので、私が長年ラインを引き続けてきて、このラインは引かれなければならないというラインを引いたものを載せています。特に近いところは拡大して分かりやすくします。これは是非みなさんに見てもらいたいです。センスのあるラインを引いて、大事なポイントを見つけられるようになることをめざします。 書き手が前回書いたことの検証をしていない場合が多いと感じるため、毎日そこから入ることにしています。書きっぱなしが基本で、たまにあっていた場合だけことさら強調して、はずれたらそんなこと書いたっけという顔をして真逆のことを書いたりしていては、個人の方は混乱されるというか、それ以前に怒りを覚えるのではないかと思います。
そして現状を書き出し、その見方や解釈を書きますが、一般的なものでなく、私の経験に基づいた内容を盛り込んでいます。今日時点の解釈とともに、中・長期のパターン分析との整合性もチェックします。

「日々チェックの活用法」
毎日相場とあわせてチャートをみながら勉強して、(相場帳)ノートに大事なことを書き写していくのがベストかな。だけどそれができなくて1週間分まとめて勉強したい時には最適。一日一ページにまとめてあるので、5枚に注目点がぎゅぎゅっとつまっていて、無理なく無駄なく学べます。大事な知識が徐々に増えること間違いなし!余計なことは書けない構造だからです。うまくできてるでしょ。どっとコムの方と、話し合った末できあがった形です。

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京都からのプレゼント

この前書いた京都からのプレゼントは夏野菜と彩りオードブル(ジュレがけ)でした(和久傳のおもたせ)。おもたせにはいままであまり興味がなかったのですが、携わっている人が人だけに、それはすばらしいものでした。技術をもった人が心をこめて作るとこんなすばらしいものができるのだなと感心しました。まるで、彼が作ったお料理をその場でいたただいているような気持ちでした。(私にとって高台寺に行くことは、店としての姿勢と、岩崎さんの料理をする人ー技術者としての姿勢を学ぶ場だった)すべてすみずみまで気持ちが入っていました。

彼が、以前料理をしていた高台寺ではないのですが、室町和久傳でひと月に一度料理会を開いていると聞いたので、今度日程をあわせて行きたいと思っています。

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2009年8月1日土曜日

ライン

基本的な罫線の本などを読んでだいたいイメージがつかめたら、引きたいように、たくさん引くことから始めるといいと思います。一度ひいたラインは基本的に消さずに残しておきます。

そして、動いた後に、自分で引いたラインが、動きに対し影響をおよぼすようないいラインだったかどうかチェックして、いいラインには色鉛筆などで区別をつけるなどの作業を続けると、徐々に引かれるべきいいラインが直感的にわかるようになってくるのではないかと思います。不必要なラインはそこから離れてきたら見にくいので消してもいいと思います、大事なラインを残していきます。

私的には、短めのラインを引くこともありますがそれはその場用で、基本は大枠での長めのラインを大事にします。長めのラインは、後で大事になってきたり、何本かのラインが一点に収束してポイントを作ってくることもあって面白いです。

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