2009年10月7日水曜日

人の数だけ存在する

昨日の「私とは」はかなり面白かった。みんなそれぞれ、この世界に対し、違う認識を持っているはずで、その意味で世界はひとつじゃない。人は一人一人たった一つしかない宇宙を生きているってことじゃないのーーー!!!? 死んだら、舞台そのものが消滅してしまう。それってすごい。すべての終わり。ってことは、毎日どのぐらいの人が死んで生まれるのか知らないが、「宇宙」は死と誕生を繰り返している。人は自分の宇宙の中で生きている。私というたった一つの宇宙。それがすべて。私のその宇宙は自分を取り巻くすべてによって、成り立っている。人、もの、事象。この世界で実際に起こっていることも、知らなければ起こっていないに等しい。存在していることも、存在していないに等しい。知るということは、私の宇宙が広がることなんだ。広がっていって、最後にバンっと消滅するのだ。

同時に存在して、同じ世界にいるんだけれど、同じ世界は生きていない。みんな自分の完全オリジナルな世界の中で生きている。私と他者の世界は絶対に同じということはない。構成物もちがう、経験もちがうし、見方・感じ方も違う。世界の中で、たった一つの宇宙をいきているってすごいことじゃない!!!?そうなると、大事に生きざるをえなくなる。

宇宙の創生から消滅まですべて人はみずから経験するということだ。すごいすごい。

外為どっとコム  高野由美子レポートについて 

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