2009年10月6日火曜日

河道屋 つづき

そこのマダムがいて、あまり愛想がよくないのだが、いつもいいものを身に付けていて、レジの時にじっとみてしまう。まっ白な麻のAラインのシャツとか、はきやすそうな柔らかいローファーとか、気になる。でもこれってかっこいいおばちゃんの代名詞的格好だなと思うと、自分のおしゃれを考えたくなる。中年になったら、あんな格好をすれば若く見える的な装いはどうもちょっとなあ、安易だ。まあ普遍的とはいえるけれど。 

この前もスタバでグッチおばさんみたいのがいて、服より体重管理とか自身をなんとかしてほしいよねという感じで、それとともにグッチに対して失礼と思ってしまう、ちょとみにくいかも。伝統や歴史のあるブランドのものを身につける人は、着こなす義務があるのだ。決してリラックスや軽快ではない弛緩した感じはすべてをだめにする。

そこで比較ではなく、思い出した。昨日熊川哲也がTVにでていたが、やはり美を追求している人はかっこいい。体の姿勢もそうなのだが、なんといっても生きる姿勢がかっこよくさせるのだ。人生における明確なビジョンを持っているから、一本太い筋が通っている。その様が全体から出て、隠れない。だから逆もまた真なりと思うのだ。

話がとんだなあ。