2009年8月6日木曜日

「鈍感さと鋭敏さ」

めちゃめちゃ鈍感さが必要な時と、鋭敏さが必要な時とがある。常に両方があって、状況によって、どっちかがまさるって事なんだと思うけど、その辺は経験から学ぶしかない。

例としては、相場観が正しいと思ったら、逆にいった時もひるまずキープするためには、ある意味の鈍感さが要求されると思う。鋭敏がまさると、とりあえずやめたくなっちゃってどたばた(上買って、下売るなど)になる危険性がある。利食いの時も、評価益が増えていく中で途中でりぐってしまわず、ターゲットまでキープしていくためには、増えつつある益も関係ないと思えるずぶとさのようなものが必要だと思う。せっかくターゲットを導き出しているのだから、それまでにかかった時間を無駄にしないためには、最後までキープしたいよね。

鋭敏さは、私がボードディーラーをしていた時に、日中に収益を重ねていく時にポジションを取る中で、だめそうな時にはできるだけエントリーに近いレートでやめて次のチャンスを探る、チャンスと見たらすぐに同レートでエントリーするなど、ものすごく集中が要求される時に必要かな。回数が想像できないくらい売買する中で、いかに損を最小に抑え、益を最大化するのかの勝負だから、全神経を集中させてる感じ。なつかしいけどね。今個人のみなさんは、これに近いことをやっている人が多いらしいが、これはかなりの習練が必要じゃないでしょうか。私的には、今は中長期のポジションだからあまりこういうのはない。鈍感さが試される時のほうが圧倒的に多い。毎日が修行です。 おわり

外為どっとコム  高野由美子レポートについて 

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