2009年8月27日木曜日

プライスなし

昔はEBSもなく、ブローカーにプライスがないということがたまに起きた。そういう時はだいたい何か起きている時なので、顧客がプライスを求めてくるのだが、プライスがあるからプライスが出るのであって、プライスが徐々にでてくるぎりぎりまで待たせて出すのだが、そのぎりぎりでどちらかにずらさないとうまくさばけないのだが、なぜか勘が鋭かったのか逆を打たれて困ったという覚えはない。

だが、一度だけまだ知識の浅いカスタマーで(だけど立場は上のほうなのでたちが悪い)普通は「今プライスが消えててさがしてます」とか客に言って時間稼ぎをしなければならないのに、客にせかされて怖かったのか、「はやくだせっ」と怒鳴ってきたことがあり、出すべきタイミングよりも早くだすことをしてしまい、さすがにこの時はカバーできなくて損がでた。

全体を理解していないまずい行為なので、後から、プライスがでない時はぎりぎりまでひっぱらないとおおやられになっちゃうんですよと言いにいったら、謝っていたが、為替では謝るようなことが起きてはいけないのだ、なぜなら大きな損につながることが多いからだ。前回のヤードの件といっしょで、スタッフのレベルが低いと大変なことになってしまう、回りが変だと気づいての声がけも大事ということだ。