池波正太郎のどの本だったか忘れたが、タクシーにのったら、たばこひとつ買える位のチップを渡すという話が載っていた。そういう余裕の部分が、経済をうまく回らせるということが書いてあって、ああなるほどなあと思ったものだ。私はタクシーは嫌いだが、必死で働いていた頃たまにのった時にはそれを実行していた。
昔は、男もローンに苦しむこともそんなになく、財布に余裕があったらしい。今はかなり厳しい時代で、そういうこともなかなかしにくいが、そんな世の中はなんともいいですねえ。
東京外為市場唯一の女性スポットドル円ディラーとして、
チェース・マンハッタン銀行などで活躍した、高野由美子が送るFXのはなし。