2009年9月23日水曜日

おしゃれ道6

一生ものだから少々高くても などとよく言うが、超ベーシックは別としてふつうはそんなものはあまりない。なんとなく古臭くなってしまい、大枚はたいて買ったものでも、しばらくするともう着ないということがある。死ぬまで着れると思わないほうがいい。 

またいいものはもったいないなどとばかなことを考えてしまい、結局あまり着ないということはよくある。ばかみたいだ。高いものこそ何度も着れば高くなくなるのに。

あまりに高価なものは、どんなにステキでほしくてもバランスを考えたい。値段と「着る頻度と着る喜び」のバランスを考えると、そこで大分そぎおとされる。それでも手に入れたいものは、その人にとってぬきさしならぬものがあるはずだから、それは仕方がない納得して買えばいい。しかし人は変わるから好みも変わる可能性があるので、あまりつぎ込むことは慎みたい。後でなんで買ったんだろうと自問したくはない。

おしゃれはちょっと人生の気晴らしをしてくれるものにすぎない。なるべく気持ちよく、だけどものに翻弄はされないように。所詮おしゃれ、されどおしゃれというところかな。