2009年9月9日水曜日

品格とレベルの問題

「高野保統さんのセミナーは私が言うのもなんですが、毎回すばらしいです。私の誇りです。」彼は、今、個人のみなさんに大好きな為替の魅力と正しい情報を伝えるために、セミナーなどの活動をしています。私も同じような気持ちで、自分のトレードはそっちのけで、個人のみなさん向けにわかりやすいレポートを作成して、参考にしてもらおうと頑張っています。

私は今まで自分のためだけに長い間分析を続けてきて、自分で言うのもなんですが、予測精度はかなり高いので、自分でトレードすればいいだけの話で、それを外に出す気もなければ必要もありませんでした。私が今回業者から自分の分析レポートを出すのを決意したのも、実は個人のFX業者から出されている情報があまりにも劣悪で、これほど個人に為替が広まっているのに、この状況では発展していきようがないではないかと強く感じたのが発端だし、そういうレベルの人がえらそうにしているのはおかしいと感じたからです。人の目に触れるものを出す者は、それだけの能力と覚悟がいる。為替は厳しいものなので、いい加減な人は退場するのがルールだ。勝ち負けの前に、プロアマを問わず、真剣に相場に対している人だけがいることが許される場なのです。

業者に、個人のレベルを上げて儲けてもらって、発展させていこうという発想がないから、たまに見に行くと毎回毎回逆指標になっているような低レベルのものをいつまでも情報と称して提供しつづけているわけだ。会社として自信をもって見せたいと思うものでなければ出すべきではないはずなのだが、コネだとかしがらみとかに縛られているとしたら、これから厳しくなる今こそ見直していただきたいと強く思う。個人むけにそういったものを提供するということは、個人のFX市場を縮小させてしまいかねないということに気づいていただきたい。