2009年9月22日火曜日

おしゃれ 余話2

年配の男性が、ふつうのダークな柄ではなく、私がたまたま知っていた色柄の美しい大判ショールを、ジャケットの中にして冬空の下を歩いているのを見て、すごくかっこいいなと思ったのが最初だった。パバロッティが喉を守るためか、いつも首元にしているのもなかなかよかった。

エルメスのスカーフではなくショールは、使えて美しいので油断するとすぐにふえてしまいそうになり自制している。スカーフはいぜんはよくつけていたが、カシミアシルクのショールを知ってからはそればかりになってしまった。寒いと思ったときに、ひざがけにもなるし、肩がけにもなる。首元にぐるぐるまきにするとぽかぽかしてくる。私はさむがりなので、これを持っているとものすごく安心する。小さい版は冬首に巻いていることが多いし、大判は秋口からはいつもバッグに入っている。今はエコであまりないが、夏場でも冷房がきつすぎる時のためにいつも持っていた。

値段はちょっと高いと思うが、色とプリントの絵にひかれて買ってしまう。絵は好きだし、色の組み合わせにはものすごく興味があるので、どちらも私のアンテナにひっかかってくるのだ。服がだいたいシンプルなので、あわせるといい具合になる。買い始めたころは今の半値程度で買えたのだが今は倍となってしまい、先日値上げの前にまとめ買いをしてもう買わないつもりではいる。