2009年9月15日火曜日

ーやられたと覚悟した時ー

湾岸戦争勃発のニュースと同時ぐらいに顧客にドルを買われて、その分を市場でカバーできないと一瞬覚悟したのだが、それまで戦争が起きるといって、有事のドル買いを続けて上がっていたのが、事実 そうなった瞬間から市場が反転したのだった。噂で買って、事実がでたら売るというのの典型。その時は、自分が自己ポジションでドルショートしていたのに加えて、ドルショートが増えたため、まずい と思ったのかもしれないが、オファーがかぶってきてくれたので助かった。

他にもピンチがあったはずだが、この時が最も記憶に残っている。血の気は引かなかったのだが、なにか怖かった。